日高建築工房

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賢い人の”実際の”光熱費

2020.06.02

先日、引き渡してから2年がたつ坂道に建つ家

 ”アフターフォロー”でお邪魔した時、一枚の紙を奥様より手渡されました

新居に引越してから2年の間、いろんな意味で”バタバタ・大変”だったことを知っていたので

『忘れているかな(^_^;) まぁ、しょうがないな』と思っていた”ひとつのお願い”

2年前の引き渡しの時に”お願い”していた

【光熱費のデータを記録してください】という”お願い”

しっかり覚えていてくださり、私が訪問するということで、書き出した光熱費の記録を手渡してくれました

 

生活条件としては、一番上が今年小学校に入学したばっかりの、子どもが3人の5人家族

ちゃんと、花粉の飛ぶ春・ジメジメした梅雨・そして夏・冬と、ほとんどの期間をエアコンつけっ放し”

実際エアコンつけっ放し”にして生活する【快適性】を体感して、しかも実際の光熱費を見てみると、このエアコンつけっ放し”生活を

”しない選択肢はない”

日高建築工房では毎回、計画の段階で、計画の家の光熱費シュミレーションをお見せして家造りを進めているので、このエアコンつけっ放し”生活は、少しドキドキしながらでもちゃんと皆さんやってくれます

坂道に建つ家シュミレーション

エアコンつけっ放し”生活をした時の、年間の予定・予想光熱費

国の省エネ基準程度の家だと、だいたい年間304,712円かかると試算

この【坂道に建つ家】だと、年間31,005円と試算していました

ひと月平均に直すと、25,000円/1ヶ月と2,600円/1ヶ月

ぜんぜん違いますよね

毎月25,000円も光熱費に当てらてないご家庭がほとんど

なのでみんな、”暑さ・寒さ”を【ガマンしながら生活しているのです】

”ヒートショック””熱中症”のリスクを負いながら・・・

 

一方・・・

実際に2年間光熱費を付けてもらい、実際に表・グラフにしたのが

コレ☟☟☟

坂道に建つ家

1年目の光熱費合計が-66,538

2年目の光熱費合計が-69,729

ちゃんと、お湯と調理に使っているガスほ、単価の高いプロパンガス料金も、金額に入れての実際の金額

普通の家(国基準の家)だと30万円払わないと”快適な生活”が出来ないのに、

高性能住宅だとお金を払わずに”快適な生活”が出来る!

その分住宅ローンは多めに払ってますが、家の家計(ローン+光熱費)として総支払額は、少ないのです

 

電力会社やガス会社に毎月お金を払って【暑くて寒い家】にガマンして住み続けるか?

住宅ローンを少し多く支払い、その代わりに光熱費を抑えて【年中快適な家】に暮らすか?

 

家の家計として総支払額が一緒だとすると、どっちに住みたいですか?

下の資料は経済産業省が出している資料の抜粋

近年の電気料金推移

2010年から、着実に電気代(光熱費)は上がる流れです

10年後、20年後、30年後、電気代いくらになっているのでしょう?

下がっていると思います???

出来るだけ、電力会社に家計を左右されない【年中快適な家】で暮らしていく方が、良くないですか?

目先の金額にダマされないようにしましょう!

賢く・健康的でなおかつ快適に暮らすことが出来るのですから!!