基礎のこだわり
2018.09.21
現在進行中の【城内の家】
配筋検査も終わり、型枠工事も雨の中しっかり完了
いよいよ明日コンクリートを流し込みます
日高建築工房のこだわりのひとつ、基本、基礎は一体打ち
通常の基礎は二度打ち
①水平のベーコンクリートをまず打つ
②その上に立上りの型枠を設置して、コンクリートを打つ
弊社の一体打ちとはこんな感じ
一体打ちと二度打ちの違いは、コンクリートに継ぎ目ができるかどうか
これは、一切継ぎ目のない基礎
継ぎ目があるとどうしても漏水等の恐れがあるので、
『ベースの高さを基本5センチほどまわりの地面より高くしなさい』
というルールがあります・・・?
まわりの地面より高くしてれば、確かに中に水は、入りにくいかもしれません
でもコンクリートの中には鉄筋ありますよね?
鉄筋は濡れたら錆びます。錆びたらダメになります。
じゃあ、よくないですよね?
他に、強度的には、しっかり打ち継げば、問題はありません
【しっかり!】です
そのためにベースのコンクリートの目荒らししたり、レイタンスを撤去したり、型枠の剥離剤なんて付着していたら問題外
結構、というかかなり大変
隙間ができてしまうと、シロアリの進入路にもなりかねません
弊社は高気密(C値0.3以下)・高断熱(Ua値0.3以下)・耐震等級3を標準仕様にしています
気密性能以外は、あくまで計算上です
計算上の性能をどこまで正確に現場で表現するか?
なかなかお客様には見えてこないところですが、とっても大切なところ
特に基礎を含めた構造や、断熱性能はあとからやり直すと莫大なお金がかかってしまいます
大切なご家族の命と財産を守る部分は、一切の妥協、『いたしません』