日高建築工房

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地盤も建築士の責任

2018.10.20

安佐南区の現場

昨日今日で、地盤の補強工事をおこないました

今回選択した補強工事は【小口径鋼管杭】

住宅の地盤補強工事には今回選択した

【小口径鋼管杭】の他にも一般的なものとして

【表層改良工事】

【柱状改良工事】

【置き換え工事】などなど

いろんな工法があります

その中で、このような調査データから、

【家を支えられる固い地盤がどのくらいの深さにあるのか?】

【地下水位はどの深さにあるのか?】

【土地の地層(粘土や砂の層など)】などを読み取り、

その上に建つ住宅のちゃんと構造計算することで

【基礎にかかる重量】

【場所ごとの荷重バランス】など構造計算の数字と見比べながら

地盤補強工事の種類と、杭の配置を決めていきます

当然、調査会社の解析してくれた技術の方とも相談しながら、最終的には建築士である私の責任において判断・決定していきます

 

今回の現場は、ほぼ調査データ通り

しっかり8メートル前後で、支持地盤に杭が到達して、それ以上押し込めなくなりました

これで安心して、この土地に家を乗せられるようになりました