日高建築工房

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ゼロではない

2019.03.08

先月上棟させていただいた【LCCMの家】

中間検査に向けて着実に現場を進めています

ここの工程での精度が、机の上で計算した『耐震等級3』を確実なものにするために重要な工事

丁寧に仕事をしてもらいます

この工程で出てくる木切れ、いわば

【廃材】

私の現場では、柱も間柱もできるだけ

[無垢材]それもできるだけ

[広島県産材]それが難しかったら[国産材]の指定をさせてもらってます

私のような零細企業が、年に数棟、国産材を使ったところで、何の足しにもならないことは解っています

解ってはいるのですが

『行動しなかったらゼロ

微々たるものでも、行動すれば”ゼロ”ではない

世の中を変えるだけの影響力はなくとも、自分が良いと思う道を進みたい

半分、自己満足みたいなものです

 

その無駄?なこだわり、ちょっとした[おこぼれ]をもらえます

[木切れ]

集成材だったりすると、接着剤が有り、真っ黒な煙が出てくるので燃やせないのですが、無垢材なら、薪ストーブで燃やせます

現場に立ち寄った時に、ゴミになりそうな[木切れ]を拾って帰ります

ちょこちょこ集めた[木切れ]

それなりに溜まってきてます

現場で処分すれば、ただのゴミ

持って帰れば、立派な燃料

微々たるこだわりが、大きな違い

 

ただ・・・

今年はまだ1回も薪ストーブを焚いてない

エアコンに頼り切り

いまさら、薪ストーブ焚いたら、家族に怒られるだろうな~

『暑いっ!』って(^_^;)