日高建築工房

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墨付け開始

2019.10.08

ついに家の木組み全部を手作業で加工する”手刻み”が開始されました(^^♪

まずは足元・土台の”墨付け”から

この”墨付け”とは

土台や柱や梁などすべての木材を一本一本、設計図通りに『ここで切る』とか『ここでつなぐ』とか『こういった形で加工する』とか全部の木に”印”をつけていく作業です

これをもとにのこぎりで切ったり、ノミで穴をあけたり、カンナで削ったり

なので、ここで間違えると、家が正確に組み立てられなくなってくるので、とても重要な作業です

手刻みの良いところは、この段階で【木を見る・木を読む】ことが出来るのです

お同じようサイズで加工された木材も、やはり天然の材料

パッと見、同じように見えても実は一本一本に癖が有り、

木目によって「こっちに曲がりやすい」とか「赤味が多く傷みにくい」とかいろいろあります

それを見ながら、家が組みあがったときに内側に締まって強くなるように、長持ちして腐りにくいように、『この木はここに使おう』と決めていくのです

確かに手間のかかる作業ですが、一番重要な工程

若い大工さんも、少し緊張しながら、頑張ってます

まだまだ上棟までは時間がかかりますが、今からすごく楽しみです(^^♪