日高建築工房

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家ができるまで④ 土台を敷いた次は

2019.12.15

基礎工事が終わり、土台敷きが終わると、ついに

【棟上げ・上棟】

家造りの大きなイベントのひとつ

今まで平面的(2次元)だった家が、いよいよ、一日にして立体的に実物大が立ち上がっていきます

工務店を永くやっていると、たくさんの【棟上げ】に立ち会ってきました

それでも毎回”ワクワク”します

例えるなら”遠足の前日”のような感じかな?

前日はなかなか寝付けず、当日はやたら早く目が覚める

今回も類にもれず、”ワクワク”でした

しかも今回は、大工の棟梁さんが生まれて初めて”墨付け・手刻み”をした物件

『ちゃんとミスなく家のカタチになるかな?』と心配しつつ・・・(^_^;)

棟梁さんは心配だらけだったみたいですが、私は心配とワクワクが半分半分

ここまで来たら、

[成るように成る!成るようにしか成らない

ある意味、棟梁さんから『自分で墨付け・手刻みをしたい』と相談を受けた時から、いろんな意味で腹はくくっていましたし、

当日は、ある程度のことが起きてもなんとか対処出来るように、方々に連絡を取って準備していたので、そこまでの心配はナシ

 

張り詰めた冷たい空気の朝、仲間の大工さんたちとお神酒でお清めをして無事を祈り、いよいよ上棟がスタート

まずは一本一本柱を立てていき

梁をかけて、

2階の床を貼っていきます

途中、ひとつふたつ細かな手直しを入れたところも有りましたが、ほぼ順調に進んでいきました

  

お昼の時間には、施主の娘さんが『私のおうち~♫』と駆け回っていました

無事、屋根までしっかり組みあがっていきました

防火仕様用の”面戸板”を入れたり、気密処理を上棟時にできる所はさっさとしたり

なんとか屋根の付加断熱工事までは進みました

 

無事に怪我無く棟上げが完了したことが何より

まだ、工事は始まったばかりですが、お昼時の娘さんの嬉しそうな”無邪気な笑い声”聞けたので、この現場も楽しく仕事ができそうです

とりあえず、無事に棟上げ出来て、棟梁さんお疲れさまでした

これからは工期が有るので、ますます頑張ってください(^_^;)