ひと手間が大事
2018.06.15
先日上棟を終えた現場。
まずは構造金物等を取り付け、家の強度を確保します。
この現場、屋根の断熱材は2層にします。
一日中、屋根に、下からグラスウールを詰めたことのある人なら解るのですが、気持ちよく、バッチリの精度で詰めていくのはかなり大変、ていうか辛い。
なので、上棟の時に上の1層は入れてしまいます。
とはいっても、上棟の時の大工さんは、やることがいっぱい。ばっちりの施工精度まで求めると先に進みません。
ただ施工精度が落ちると、ちゃんとした断熱性能が発揮されないのです。
上から入れているのを見ると、ちゃんときれいに入れているようですが下から見ると、こんな感じ
両サイドが奥に入り込んで、上の表では一番下の状態。
なので下からちょこちょこと修正
せっかく良い物を使うのであれば、100%の性能を出してあげたい。
こんなひと手間、見えなくなりますが、実は大切なことです。