地球に そして子供たちに やさしい家
2018.08.23
今月の初旬に広島の建築仲間と姫路・岐阜まで家造りの勉強に行ってきました
私も高気密・高断熱・高性能な住宅を提供します
具体的には
気密性C値0.3以下、断熱性Ua値0.3以下、耐震等級3
その数字はお客様にとって、暑さ寒さの身体的ストレスを感じることのない住環境の中で、万が一の大地震の時、そしてその後にも安心して住み続けてもらうことのできる数字
そして、そのくらいまで性能を高くすると、今までのように”我慢するエコ”ではなく、ちゃんと健康的に快適に暮らしながら使うエネルギーを減らしていくことができるのです
今年も含めて近年、夏に気温35度を超えるのが当たり前になてきました
私が子供のころ(三十数年前)には、30度を超えるとエアコン(クーラー)を付けても良いという変な家庭内ルールがあったぐらい
確実に温暖化が進んでおり、それを少しでも防ぐのは、我々の世代の責務だと感じています
そして我々建築屋が、ちゃんと考えなくてはいけないこと
住宅の耐久年数
日本では戦後の高度成長期だけでなく、今でも約30年
多くの方が住宅ローンが完済するころに、住宅の寿命も終わってしまうのです
ひと世代がだいたい30年なので、自分たちが住んだら家の寿命もおしまい
次の世代・子供たちは、また自分たちで新しい家を造らないといけないのです
住宅を1棟建てるのに莫大な環境負荷と経済的負担がかかります
私も類にもれず、70歳までの住宅ローンを抱えています
基本性能をしっかりして、長持ちする家を造れば次の世代は、解体して改めて家を造らなくてもリフォームで新たな生活を始められるでしょう
住宅ローンに背負わなければ、子供たちはもっと豊かな生活が送れるかもしれません
その可能性を残してあげるのも我々の世代の避けられない責任だと思います