長野まで、本物の高性能賃貸を勉強しに行ってきました
2025.10.20
もう気付けば先週のことになってしまったのですが、少し足を延ばして、”ちゃんとした”高性能賃貸を勉強してきました


[ちゃんとした]って何だろう?
何をもって”ちゃんとした”なのかは人ぞれぞれの価値観ですので、一概には言えませんが・・・
・意匠(デザイン)
・温熱(断熱・気密)
・構造(安全性)
・持続可能性(サステナビリティ)
多方向から思考を凝らし、計画された建物かな
[どれか一つだけとかでなく【トータル】でよい建物]
【ちょっと断熱材が今までの賃貸よりたくさん入って高断熱】とか、
【外観に自然素材使ってホテルのような雰囲気に仕上げた】とか、
なんか、それも大切なんですけど、そんなんじゃなくてもっとトータルで
そこで暮らす家族がより豊かに、そして健康的に、かつ環境負荷の少ない賃貸住宅
【ここで生活しながら子育てしたい】と思ってもらえるような賃貸住宅
周りを見渡してもまだまだ世の中にはそうした物件は少ないというか、ほぼ皆無
だから今回はちょっと遠く長野まで
始発で出発して、最終で帰ってくる一泊二日の、なかなか強行日程だったのですが、お腹空いてもないのに、立ち食いソバ食べてみたり

無人駅で新札使えなくてドキドキしたり

そんな道中も含めて良い旅になりました
設計者目線・現場目線両方で学んだリアルな情報
勉強した内容は、お金のことから、造り方、コストダウンの工夫、高性能賃貸の考え方、使う材料や、維持管理の方法など、本当に多岐にわたりました
実際に造った人や、そこで生活している人に実際に会って直接話さないと聞けないことや、分からないことが沢山聞けてすごくいい時間を過ごすことができました
例えばこんな商品
【循環型レンジフード】とか

知ってたけど、実際に5~6年使ってみて、煙の吸引はどうなのか?とか、フィルターの劣化や交換はどうなのか??とか
そして実際工事するにあたって、注文住宅では考える必要もない
工事用電気の容量はどれくらい必要??とかもこっそり勉強

弊社は設計するだけでなく工事も請け負う工務店
こういった情報も意外と誰に聞いても知ってる人が少ない情報
とっても勉強になるんです
[広島・廿日市から発信する”本物の高性能賃貸住宅”]
今回遠方まで足を運んで得られた経験・情報を糧にして、一つ一つ積み重ねて、広島の端っこ、廿日市に
【本物の高性能賃貸】
快適で、健康的で、光熱費が掛からず、維持管理がしやすく、環境負荷の少ない
住み手・オーナー・地球環境
まさに”三方ヨシ”
そんな賃貸物件を、”いち建築屋”として形にしていきたいと思います
