2018.07.25

本日、住宅新築の確認申請書を提出してきたので、次は設計性能評価申請とＢＥＬＳ申請

弊社は耐震等級３を標準仕様にしており、それをちゃんとお施主様に書面で証明書を渡すため、性能評価を取得するようにしています

耐震等級の計算は完了しているのですが、断熱性能の計算の仕方を本日、検査・審査機関と協議してきました

今回の物件、１階はＹＫＫａｐ社の【ＡＰＷ４３０】

これは国産の樹脂製トリプルガラス商品で、試験成績・性能証明書が有るので問題なし

問題は２階　ドイツのＵＮＩＬＵＸ社の【ＩＳＯ-ＰＬＵＳ】を使用します

実際、断熱性はＵｗ０．７９W/m2KとＡＰＷ４３０が０．９W/m2Kより良い

今一番売れているアルミ樹脂複合サッシがＵｗ２．３３W/m2Kなので、どちらも段違い

違いは日射取得率　日本のトリプルガラスにはない５２．７％

ＵＮＩＬＵＸのほうが、冬の太陽の恩恵を受けやすいので、適材適所で窓配置すれば、冬に窓から暖かい光と熱が取り入れられます

なのに・・・

ドイツ製のサッシは日本の性能試験を受けていないので、日本指定の証明書が無い

だから断熱性も日射取得率も実際の半分の数値 一般値（Ｕｗ１．６０W/m2K・３９．０％）で計算しろと

なんかおかしい

ズルして数字をごまかすわけでもなんでもなく、『実際の性能をちゃんと入力して計算したい』と言ってるだけ

そしてそれをお客様に提示したいと言ってるだけなんですが・・・

検査・審査機関の方も私の言ってることは理解してくれて、何とかならないか、検討すると、今日は回答を頂けなかったので、いい返事が返ってくると嬉しいな

期待 薄 ですが、期待して待ちます