うちの光熱費 公開!
2018.10.27
早々と床下エアコン・スイッチON!
暑い・暑いと言っていた季節もとっくに過ぎ去り、朝晩、肌寒いくらいの季節になってきましたが、体調など崩されていませんか?
昨日、キッチンに立っている奥さんより、
『ちょっと床が冷たい』というクレーム?・意見??をいただいたので(^_^;)
『まだ早い!』と思われる方もいるとは思いますが、 床下エアコンのスイッチを入れました
エアコンのスイッチを入れるといっても、温風は床下に吹き込むので、室温はすぐには温まりません
まずは熱容量の”バカでかい”基礎のコンクリートを温めていきます
室温まで影響してくるのは、体感的には3日くらいかかる気がします
基礎のコンクリートを温めておくと、はだしでうろちょろしても底冷えしません
冬でもモフモフのスリッパや、ブ厚い毛糸の靴下を履かなくてもよくなります
ただ、
やみくもに基礎を温めたからと言って『快適』になるわけではありません
地面(地中)の中の温度は一年を通して”ワインの貯蔵”に適した15~18℃程度
経験上、床が『冷たくない』いわば、何も感じない『快適』な状態は20~22℃程度
『熱は高い所から、低いところに移動する』性質を持っているので、基礎の断熱をしっかりしてないと、
せっかく電気代使って基礎を温めても、どんどん地中に”暖かさ”が逃げて行って、
”ただただ地球を暖めている”
”エアコンの熱を捨てている”
という、無駄なことをすることになってしまいます
自邸は一応、そのあたりも考えて造りこんでいるので、昨日、床下エアコンをつけてから、順調に温度が上がり始めました
と言っても、今はコンクリートを温めている状態なので、1日で1℃程度の上昇
あと2~3℃床下の温度が上がると、イメージ的には『無垢のフローリングに熱がしみ込んむ』感じで冷たくない『快適』な床になります
しかし!!
『こんな時期からエアコン付けていたら電気代大丈夫?』
と思われる方も多いと思います
ここで真価を発揮するのが、【高気密・高断熱】
ちなみに自邸は施工例でも出している【山陽園の家】
Ua値(断熱性)0.25w/㎡k
C値(気密性)0.095㎠/㎡
夏冬は基本4.0Kw(14畳用)エアコン一台をつけっぱなし
太陽光は5.5Kw(売電価格37円/Kw)を載せてます
この条件で、エアコン付けっぱなしでも夏冬1万円ちょっと
これで家中快適温度
太陽光の売電を含めると、調理と給湯に使っているプロパンガスを含めても、光熱費は年間通してマイナス
今から住宅を建てる方は売電価格がここまで高くないので、また違った数字になりますが、
少なくとも電気代はこっそりでも確実に上がってきてます
年々ちょっとずつ、しかもほとんどの方が口座引き落としなので気付いている方のほうが少ないかもしれませんが、
2010年から現在の電気代単価を比べると26%(6円/Kw)程度値上げされてます
少なくとも私は、「今後、電気代がどんどん下がってくる」と言っている方には出会ったことは有りません
快適に暮らしながら、将来の電気代上昇に備える
つまり【将来の経済的リスクを抑える】ためにも【高気密・高断熱】はとても有効な将来の自分たちへの【投資】だと考えています