高性能な”窓”
2018.09.29
高気密・高断熱の家には高性能な”窓”が必要
国産の”窓”もここ数年、高性能化の波に乗り、性能も価格もかなりのレベルに上がってきました
高気密・高断熱に取り付ける”窓”には、昔のように雨風を防ぎ、防犯するという、基本性能だけでなく、
・気密性(すきま風を入れない性能)
・断熱性(冷暖房を外に逃がさない性能)
・日射取得(冬に暖かい太陽熱を取り入れる能力)
・樹脂の耐久性、、、などなど
多くの要求事項があり、その点では、やはり環境先進国・ドイツ製の”窓”には一律の長があります
歴史的に見ても、1955年にはドイツで樹脂窓が製造され始めており、日本で初めて樹脂窓が作られるのが1976年なので、20年以上早い
樹脂窓の普及率も2017年時点で、日本は17%に対してドイツは64%
日本は樹脂窓が今のところ最高性能ですが、ドイツには”木+樹脂”と言う、まだ性能の良いものも有るので、実際に使っている”窓の性能”の開きはもっと大きい
弊社も計画時に、構造計算とともに温熱計算をしながら計画するので、価格と性能のバランスを見ながら『この窓は少し高いドイツ製の窓を使っても暖かい家にするには効果が高いな!』という感じで1窓1窓、どの”窓”を使うか?検討していきます
来週上棟する【城内の家】も日射取得の必要な2階の窓にはこのドイツ製の窓を初採用
施工性や、防水対策も考えないといけないので、取付部材のサンプルも無理を言って送っていただきました
事前にちゃんと【予習】しておかないと