パッシブハウスを造るため・・・
2020.01.24
パッシブハウスを造る為に、昨日・今日の2日間、朝から晩までみっちり”缶詰”でお勉強
住宅業界では、省エネ計算をちゃんとして、お客様に国の基準をクリアしてるか?してないか?の説明が義務化されたと、なんとも程度の低い、なげかわしい2020年
省エネ基準どころか、ZEH基準ですらクリアしたところで、たいして暖かい家など出来ない程度のスカスカの基準。
私に言わせれば、断熱材を入れていないよりはマシというレベルなのに・・・
本当にそんな程度の低い話はさておき、私が造っていきたいと目指している”パッシブハウス”とは、世界レベルの省エネ基準
エネルギーを極力使わず、それでいて本当に快適で健康的な上質な暮らしを提供する為に、かなりのレベル(私の感覚だと、日本の省エネ基準の5~6倍?もっとかもしれません)のパッシブ設計であり、断熱性能
窓ひとつとっても、
〝窓の横の壁が落とす影〟
〝隣の家から伸びる影〟
〝遠くに見える山の影〟
それらすべてを考慮して計算し、どれだけ太陽エネルギーが入ってくるかを計算していきます
『南に大きな窓が有り、冬は光が入って暖かく、夏は庇が日差しを遮ってくれるから涼しい』
みたいなテキト~~な感じではないのです(^◇^;)
他にも、給湯器から蛇口までの間の温水の配管から出てくる熱量を計算して、それが暖房や冷房にどう影響を与えるかを計算したり・・・(^◇^;)
そんな家の快適性に少しでも影響を与える、ありとあらゆることをパッシブハウスの認定申請をする時には、ちゃんと計算して提出しないといけないのです
昨日・今日の2日間、その考え方と計算ソフトの使い方のお勉強をみっちりしてきました。
よく『目がシバシバする』と言いますが、
『脳みそがシバシバ』したのは久しぶりです
でもこれしっかり理解して使いこなし、設計に取り込んで行ければ、より効果的に快適で、家計にも環境にも優しい家が設計出来ると感じました
昨日の冒頭、代表の森さんもおっしゃっていましたが、
『省エネはどのくらいやれば良い。十分だというものはない。もう地球環境の悪化は待ったナシ。ひとりひとりが出来ることを出来る限り精一杯やる。環境悪化を止めるには、それしかない』
まさに同感
私たちが暮らしている広島でも、ここ数年で、人命を失うほどの大きな土砂災害が2度も起きてしまっている事実
環境悪化を防ぐために私たちが出来ることは、たったひとつ
『日々の生活の中で自分たちのできる限りのことを精一杯、行動していくこと』
まずは、まだ頭が・脳みそがシバシバしている間に、〝パッシブハウス〟を造りたい
そのために、もっともっと知識も技術も高めなきゃ!