日高建築工房

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家ができるまで⓪ 計画を始める前に

2020.04.01

4月1日

新年度が始まり、希望ややる気に胸を膨らませる

そんな一日であってほしいのですが、なんだかそんな雰囲気とは全く違っており、モヤモヤしていますが、皆さんはどうですか?

そんな中でも、お仕事の話をしてくれる方がいてくれて、感謝・感謝です

【家造り】

計画を始める時、いろんなパターンが有るのですが、今回はお客さんが気になる土地を見つけてきて

『ここはどうでしょう?』

と相談を受けます

それを受けて今度は私が動きます

当然”家造りのプロ”として”建築士・設計士”として、

当然周辺環境や、景色の見え方などを考慮して、

どんな家のカタチにするか?

どの方向に窓を付けるか?

駐車スペースはどこにするか?

どんな外観が周辺建物にマッチするか?

・・・などなどいろんなことを現地に足を運び考えます

ただ”家造り”はその土地にどんなカタチの家を建てるか?という単純なものではありません

・お客さんの望む生活スタイルにこの街がマッチしているか?

(同世代の子育て世代が多い・ペットを飼っている世帯が多い・生活レベルが大きく違わない などなど)

・この土地の災害リスクはどうなのか?

(河川氾濫・土砂災害・浸水被害・液状化・地盤沈下・地震の揺れやすさ・宅地になる前、昔はここは何だったのか などなど)

・大きなお金がかかるのでお金は大丈夫か?

(建物以外にどれくらい”諸経費”が掛かるの?銀行はどこに相談すれば良いの?親族からの資金援助に税金かかるの?相続時にもめない などなど)

家族にとって”家造り”ってとても大きな”事業”なので不安はたくさん・多岐にわたります

そのすべてにおいて完璧な知識を私が持ち合わせておけば、それがベストだと思うので、日々勉強しているのですが、さすがにそれは難しい。と言いうか”無理”(^_^;)

なので、私はチームで対応させてもらってます

地盤のプロ

不動産取引のプロ

法律のプロ

税金のプロ

ローンのプロ

いろんなジャンルのプロに解らないこと、気になることを相談しながら、ひとつの家族に、ひとつの土地でどんな家を提供したらいいのか?を導き出していきます

この下準備をしたうえで、ご説明させてもらいご納得いただけたら、初めてプランを考えていきます

先日モロモロの説明をさせていただき、ある程度方向性が見えてきたので、プランニングに取り掛かろうと思います

土地も見ずにプランをしたり、見積したりできません

”家造り”は大きな”事業”

なので、プロとして恥ずかしくない・できる限りのことをする

自分に能力が足りなければ、知恵を借りて、プロとして恥ずかしくない仕事を遂行する

時間はかかりますが、当たり前のことです