鉄骨で補強
2020.05.23
朝からちょっと脳みそを使っています(^_^;)
現在計画中の物件ですが、車2台分のガレージの屋根を木造で計画してます
通常、木造のスパン(梁を支える柱から柱までの距離)は4メートル程度
当然それよりも広くすることもできますが、梁が大きくなってしまい天井高が取れなくなったり、床の梁だと微妙に振動が有ったりで、空間が大きくとれるメリットと共に、デメリットも付いてきます
今回ガレージでとりたいスパンが6.3メートル
しかも外観上、あまり分厚い屋根にはしたくない
なるべくう”すっぺらい屋根”にしたいんです
⇧⇧⇧こんな感じ⇧⇧⇧
なので、『木の梁を鉄骨で補強したらどうか???』と思い、ちょっと計算・・・
よくリフォームとかで間取りを取り払うために鉄骨の梁で補強するとよく聞くのですが、計算してみるとなかなか大変
私の”脳ミソ”が悲鳴をあげています(+_+)
頭を悩ませながら、強度やたわみ量などを検証して、ベストな構成を検討しています
『なんでこうしたの?』
『これで大丈夫なの??』
こんな質問に、ちゃんと書類を見せながら説明できる。責任を持つ。
【大切なご家族の安全と財産を守る家】
『今まで地震で壊れたことがない!』とか
『腕の有る職人・大工が造っているから大丈夫!』とか
そんな、”なんの根拠もない言葉”
もしかしたら、計算できない人のただの”言い訳”かもしれません
計算や、数字で証明できること(耐震性能や断熱性能など)は、ちゃんと書類で証明してもらいましょう
永く安心して住み続けるためにも、
もしかして、その家を売却するときにも、
そういった証明書類が”有る”と”無い”とでは”雲泥の差”となって出てきます
大切なご家族の生命と財産を守るために・・・
建築屋は当然やらなきゃいけないことなので、お客さんは遠慮なく!