広島こころパッシブハウス ついに
2020.09.18
台風がふたつほど通り過ぎて、なんだか一気に季節が変わってしまいましたね
台風のおかげで、広島地区で初となるパッシブハウス認定申請物件
”広島こころパッシブハウス”の
土台敷きが1日、上棟が2日、あわせて3日ほど延期することになりましたが、今週初めに、快晴の中、無事上棟することが出来ました(^^♪
上棟って、なかなかじっくり見ないですよね
近所で上棟していても通りがかりに『あっ、家建ててるなぁ~』ってチラ見するくらい
なので、今日はちょっと順を追ってみてもらいます
上棟の大まかな流れはこんな感じ
事前に土台と1階の床合板を敷いて、1階の柱と2階床の梁を並べるところまで行っているので、
上棟当日は、ここからスタート!
まずは柱を立てて
そこに2階の床梁を掛けていき
2階の床下地合板を貼っていきます
それから2階の柱・梁を同じようにかけていき
これくらいでだいたい10時、大工さんたちのひと休み【いっぷく】タイムです
休憩後、屋根の骨組みを組み上げていきます
やっぱり家が大きい(^_^;)
ここまでで今回はお昼
お客さんが豪華なお弁当を用意してくださり、大工さんたちと、とてもおいしく頂きました
大工さんたちが豪華なお弁当をいただいている昼下がりの静かな現場、
その間にお客さんに【出来たて、ホヤホヤの2階に上がって”我が家”】を見てもらいました
ひとしきり、組みあがった木組みを見てもらい、私も豪華なお弁当をよばれました
ふと見ると、お庭でシートを広げて、仲良くお弁当を食べていました
とても仲良く、嬉しそう(^^♪
楽しんでもらえているようで、何より(^^♪
午後からは屋根の続き
構造の板をはって
付加断熱材を貼り込んで
防水紙を貼って、屋根垂木を並べていきます
大工さんの作業を横目に見ながら、私はちょこちょこ気密処理してお手伝い(^o^)
その上に屋根下地(野地合板)を貼って上棟当日はここで日没、終了~
こんな感じで、上棟は進んでいきます
天気も良く気持ちの良いいまさに【上棟日より】
ここまではいっきに形になりますが、今からが大変
”パッシブハウス”となると、
断熱材も当然、付加断熱の2重
気密工事も抜け目なく
超高性能の木製トリプルガラスサッシを取り付ける準備とやることがたくさん
まぁ、そもそも日高建築工房の基本仕様は
Ua値0.3以下
C値も0.3以下
と超高性能!
当然付加断熱、トリプルガラスサッシが標準基本仕様なので、作業的には、そこまで変わらないのですが、どちらにしてもなかなか目に見えない仕事量がたくさんあり、お客さんが見ると、ぱっと見、あまり進んでない?と誤解されてしまうかも(^_^;)
でもこの見えない下準備が、家の性能に大きく影響してくるのです
設計通りの性能が、ちゃんと出るかどうかは、この1~2週間の準備作業をどれだけ丁寧に、何が重要で、注意しないといけないかを理解しながら作業してくれるかが”勝負”
その点、20年ほど一緒に家造りをしている大工さんだからその辺は安心
今回の注意点など確認しながら、着実に進めていっています
広島地区では初めてとなる
”パッシブハウス認定物件”
そう簡単にはお目にすることはできない建物性能なので、ある程度現場が進めば、またご案内しますね
ご興味のある方は、ぜひ!!