日高建築工房

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ちゃんとした工務店が地盤調査前にすること

2020.10.28

今日は朝イチ、絶賛大工工事中の広島パッシブハウスに荷物を運び、その足でこれまた廿日市パッシブハウスの地盤調査の立ち合いに

土地購入前に古地図で見る限り、1960年代には田んぼとして使われ、1970年以降は宅地化されてずっと空き地になっていた土地

現在は駐車場として使われていて、アスファルトを敷いてある

地盤調査はにアスファルトをはがさなくでも出来るとのことで、そのまま位置だけ事前に出しておいたのですが、やっぱりドリルで穴をあけてから調査をするみたい(^_^;)

ひと手間かけちゃって申し訳ない(^_^;)

 

今まで、何度となく、この地盤調査に立ち会い、出していただいた結果データを見て、補強の有無を含めて解析していると、おぼろげですが、調査中の機械の動きや、引き抜いた調査器具の状況を見て結果が予想できるようになってきっました

廿日市パッシブハウスの地盤調査

廿日市パッシブハウスの地盤調査

だいたい調査をする前、土地を見に行き、周辺の家や道路や電柱など近隣状況を確認し、集められるだけの近隣データや古地図や地形図など、色々と集められる情報を整理して、どんな地盤なのか予想するので、地盤調査当日は、もっぱらその

”答え合わせ” といった感じ

今回もおおかた予想通りの結果が出そうな予感

地盤・地中のことって、”見えない”し、”これが正解”っていうものがはっきりしないので、何か不安ですよね

土地買って、調査して、結果が悪かったら、

『地盤悪いので、地盤補強工事しないと家建ちませんよ!』って言われたら・・・

選択の余地なく、いわば工務店・建設会社の

”言いなりの地盤補強を言いなりの金額”で、工事をしないといけない

もともと持っている土地に家を建てる場合は、選択の余地がないので、ある程度しょうがないのですが、土地探しから家造りを始める方は、やはりある程度、土地を買う前に

地盤補強の”有無”が予想できれば、資金計画にも狂いが生じにくい

特に広島・廿日市は自然災害も注意しなければなりません

そうなると、土地探しをするとき、ある程度【地盤】や【地形リスク】に対する知識をもった工務店や建設会社の人と一緒に探していくのが、あとから後悔しない家造りになるのかなぁ~と思います

良い家造り

後悔しない家造り

考えること・注意しないといけない事がいっぱい!

今は建築系ユーチューブで、かなりの情報は入手することが出来ますが、広島・廿日市の細かな情報は、広島・廿日市に根差した工務店の方が、けっこう役に立つかもです(^^♪