日高建築工房

ブログ

違った視点で家造りを見てもらうのは勉強になります

2021.07.07

今日は七夕なんですね

広島・廿日市は雨が降ったり、太陽が顔を出したり

ちょ~蒸し暑く、天の川も見れそうにない、不快な日です

 

先日引渡しを行った廿日市パッシブハウス

パッシブハウス おしゃれ階段

今回、高気密高断熱の最高峰【廿日市パッシブハウス】を見てもらい、記事にしてもらいました

高気密高断熱の最高峰 廿日市パッシブハウス 外観

『未来の子供たちのためにエネルギーを極力使わずに、それでいて”ファーストクラスの快適性”の中で、豊かな暮らしを送る』

”パッシブハウス”とはあくまで、超快適な空間を、どれだけ少ないエネルギーで環境に負担をかけずに造り上げるか?という”性能”指標

もちろん予算の許される限り、”性能”は高いほうがいい

それは家中どこにいても快適な温度環境を、より少ない光熱費で実現できるから

しかも自然環境(地球)に与える負担を減らしつつ

 

ただ、本当の快適性って、”性能”だけではないですよね

家族同士の距離感が絶妙だったり、

見た目がとってもお気に入りだったり、

使われている素材がとても心地よかったり、

生活導線がコンパクトで使いやすかったり、

窓から見える景色が心癒されるステキな景気だったり、

いつも片付け・掃除に気を使わなくてもいいように、収納がしっかり考えられていたり、

・・・あげればいくらでも出てきそう(汗)

でも、大切な家族が一緒に暮らす家

”快適性”ひとつとってみても、ご要望はたくさん

その他にも耐震性や、そのほかの自然災害から身を守る”安全性”や、メンテナンス費用や、劣化対策などの”経済性”など。

まだまだ家に望むものはたくさんあります

子育て中のママたちの集団【ピカブ】さんに現場を見てもらうと、

『そんなところに魅かれるんだな』とか

『ここはそんなに響かないんだ』とかとか

やっぱり立場や、おかれている環境の違った視点で見てもらい、意見をいただくのってありがたいです

ついつい技術だったり、知識だったり、頑張って身につけたものは

『これ、スゴイでしょ!!!』って自慢したくなりますが、スゴイかどうかはそこに生活する人が決めるんですよね

冷静に考えれば当たり前のことなんですが、そんな当たり前のことを、私たち技術屋はついつい忘れがち

”暮らす人が快適な家って何なんだ?”

これからも考えながら、勉強しながら、一件一件、丁寧に職人さんたちと造り上げていきたいと思いました