2024年 振り返りと、2025年 新年のご挨拶
2025.01.05
新年あけましておめでとうございます。
あっという間に2024年が駆け抜けてきまい、2025年を迎えることになりました
2024年
私個人・日高にとっても、日高建築工房にとっても、
ここ数年、コツコツと拾い集めてきた”小さな宝物のパーツ”
が組み合わさってきて”カタチ”になってきた1年となりました
個人としては会社を設立した2018年から始めたトライアスロン
最初は1.5キロ泳ぐ自信がなく、最初の大会参加の時は、びびって、怖くて。
40キロの自転車、10キロのランニングを必死でフラフラになりながらゴールした記憶が。
その時から6年
ずっと練習を積んできたわけではなく、サボったり休んだりしながら、
何度もリスタートしながら少しずつ”小さな努力のカケラ”を積み重ねて来た6年
2024年には
スイム3.8キロ
バイク180キロ
ラン42.2キロのアイアンマンレールにトライできるまでに成長できることができました
トライしてみて、ゴールの先には、また新しい今までは見えてなかった景色が✨
次の新しい景色を見るためにはまた多くの”小さな努力のカケラ”をたくさん積み重ねていかないといけない
私にとってとっても大切な年齢・53歳になる2026年に向けて、ワクワクする勝負の2025年になりそうです
2024年は日高建築工房としても大きく動きのある一年
新築の着工棟数はここ最近と変わらず、年間3棟
しかしその3棟、全てが
”パッシブハウス認定申請物件”
2018年に会社を設立した時、もちろんしっかりとした断熱性にこだわった家造りをしていくとは決めていましたが、その時はまだ”パッシブハウス”はハードルが高く、
『いつかトライできたらいいな~』くらい
2020年に初めて”パッシブハウス認定”にトライさせていただけるお客さんと巡り合え、それから2023年までトータル5年かけて認定獲ったのが合計3棟
それが2024年だけで認定物件が3棟
驚異的な恐ろしいペースです
おかげで?認定申請の書類作成が追い付いておらず少し焦ってます(笑)
別に日高建築工房として”パッシブハウス”はマストにしているわけでは無いのですが、パッシブハウスだと圧倒的に一年間に使うエネルギー量が少ない
”ZEH住宅”とか”ゼロエネ住宅”とか”断熱等級7”の住宅とかと比べモノにならない
家庭のエネルギー消費量って、2021年の統計で全体の14.6%
資料:資源エネルギー庁「総合エネルギー統計」より
『自分の家だけ、自分だけが、そんなに省エネ頑張っても、地球規模で考えたら、しょうがかくない???』って思ってしまうのもわかりますが・・・
過去100年ちょっと、産業革命以降で、2024年の世界の平均気温は、1.55℃上昇し、産革命前と比べて初めて上昇幅が1.5℃を上回ってしまいました
参照:EU=ヨーロッパ連合の気象情報機関、「コペルニクス気候変動サービス」より
人為的な活動の影響で、地球が次第に不可逆性を伴い制御不能で大規模な変化をもたらしてしまうといわれている、転換点(ティッピング・ポイント)
1.5℃に達してしまっています
『地球温暖化とCO2は関係ない』というネットの情報もあります
本当はそうなのかもしれません
そうだとすれば、それはそれで良いのですが・・・
豪雨や洪水・干ばつや海面上昇、それに伴う飢餓や争い・紛争・・・etc
大きな問題が発生する可能性は有ります
個人としてできることはごくごくわずか
でも”出来ることはできる限り”
技術屋として
この先、何十年も残る建築物を造る者の責任として
出来る限りエネルギーを使わない・温室効果ガスを排出しにくい家造りをする必要がある
しかも健康的で快適に暮らしてもらいながら
その事に対する自分の答えのひとつが”パッシブハウス”だったのです
予算や広さ、意匠性や使用材料、間取りや立地条件などなど、家造りで考えなければいけないことはたくさんあります
ただ次の世代に受け継がれる建物・自然環境はちゃんと責任をもって守ることが技術屋として大切な事かと
2025年から、私にとっては”荷が重い”大きなプロジェクトもスタートします
今年から計画を初めて、完成するのが2028年の立春頃かな?
私の身体はひとつなので、2026年後半からは新築の着工も少し計画性をもってセーブしないといけないかも
どちらにしても公私ともに2025年から面白い・集大成的な数年間になりそうです
楽しくワクワクする日々
本当にありがたい日々
私ができることは、冬暖かく、夏涼しく、我慢しない生活を送れる住まいを提供すること
自分のできることをしっかり見つめ、楽しみながら全力で一年間過ごしていきます
本年もどうぞよろしくお願いします