パッシブハウスデザイナーという資格証を貰いに、遠路お江戸まで一人旅
2023.11.18
先日、メールをチェックしているとなにやら英語だらけの怪しげなメールが一通
いつもなら『どうせ海外からの迷惑メールだろう』
と、変なウィルスが入っていても嫌なので、開かずに”ゴミ箱入り”なんですが、今回はなんとなく開いてしまい『やばっ!』って思いながらも開いたので訳の分からない英語を見ていると、
【Passive House Institute】っていうパッシブハウスのドイツの本部の文字が見えて、大事なメールだったことに気づきました 汗
とはいっても私、英語など、福岡で野球ばかりやってた中学2年生・14歳の時に早々と、
『無理だ!俺は英語は使わず生きていく!!』
と心に誓ったほど
解読できるわけもなく、翻訳アプリを使ってゴソゴソ
最近の翻訳アプリはめちゃくちゃ優れていて、このパッシブハウスデザイナーの申請をする時も、重宝しました。
アプリで、翻訳してもらい内容を確認してみると、
『パッシブハウスデザイナーとプランナーになれました。頑張ってパッシブハウスのノウハウを通して建築物の品質向上に積極的に勤めてください』
みたいな感じのことが書いてあり、認定書とロゴが送られてきました
ロゴは何に使うのやら???
そうだ!名刺に入れればいいんだ!!
と思ったのですが、先週名刺が無くなって作り直したばかり
度々作るのもめんどくさいので、大量に作っちゃったし⤵
とりあえず使い道が見当たらないのですが、まあ、何か機会が有ればロゴ嬉しげに使います 笑
このパッシブハウスデザイナーとプランナー
日本ではまだ、10人も持っていない国際資格のようですが、どんな資格もそうですが、取ったから、持ってるからと言って別に何ができるわけではありません
この資格が有れば世界中どこでもパッシブハウスのコンサルティングが自分の名前で出来るらしいですが、中2で英語を捨てた私がそんなこと出来るわけでもなく・・・
ただパッシブハウスというものをより深く理解し、私がこれから造っていく一軒一軒の住宅をよりエネルギーを使わない、住む人と環境にやさしく、後世に残す価値のあるものにしていくために、勉強の一環として、取得しました
そしてちょうど先日11月16日にパッシブハウスの全国大会というイベントがありました
パッシブハウスの会員には2018年から参加させてもらっていたのですが、
【会場が遠い】とか、
【日々の業務の調整がつかい】とか
何かと理由を付けてお誘いを断り続けて参加したことはなかったのですが、今回は廿日市パッシブハウスのオーナーさんが”パッシブハウスオーナーのトークイベント”に参加されるということもあり、初めて私も全国大会とやらに参加させてもらいました
ありがたいことに、皆さんの前で認定書を渡していただきました
パッシブハウスジャパン全国大会
まさに全国から真剣に省エネ住宅を考えている”強者”・”猛者”たちが集まっていろんな会話をさせて頂きました
すごくたくさんの刺激を受けましたし、
『まだまだ精進しないとな』って強く思いました
せっかく東京まで行ったので、翌日は朝5時に起きて皇居ラン
ゆっくり2週・トータル15キロ弱
その日はあいにくの雨でカッパ着てのランニングでしたが、気持ちよく、その後の朝食バイキングがとても美味しかったです(笑)
2日目は”皇居ラン”して遊んで帰るだけではなく、すぐに品川まで移動して10時から15時までみっちりお勉強
熱の移動を解析するシュミレーションソフトの使い方
そもそも難しい内容だし、ソフト自体も海外のソフトなので当然言語は英語だし
ヒーヒー言いながら理解しようと必死に食らいついてきました
とりあえず、使い方は何となく理解できたので、あとは自分のプロジェクトにあてはめながら、理解を深めていきたいと思います
実務で使っていかないと実際は使えるようにならないと思うので、忘れてしまう前に頑張ってみます
”井の中の蛙大海を知らず”
ひとりで設計から工事まで全て行っていると、日々の業務に追われてついつい”大海を知らず”に陥りがち
たくさん全国の真剣に家造りに携わっている人たちに会えて、一泊二日の短い”お江戸旅”でしたが、内容の濃い、とても有意義な旅となりました