日高建築工房

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床下エアコン メンテ

2018.10.22

床下エアコン

床下に向けてエアコンの暖房を吹き込み、足元がじんわりと暖かい

エアコンの風が直接当たらないので、お肌の乾燥も気にならない

【ハイレベルの高気密・高断熱】だったり

【床下の気圧コントロール】だったり

【吹き込んだ温風の流れ】だったり

建築的にちゃんと設計・計画を立ててあげないと『思ったより暖房が効かない』ということになってしまうのですが、ちゃんと機能させるとすごく快適

施工例でも出している山陽園の家は床下エアコン暖房を採用

今年は猛暑で忘れてしまったかもしれませんが、冬も寒かった

2月の初め、最低気温は連日マイナス最高気温も5℃前後の1週間

下のグラフがその時の外気温

次のグラフがリビングにおいてある同時期の室温

室内は22℃~24℃で安定

この温度環境を床下エアコン1台で足元からじんわり暖かい

真冬でもはだしで快適に暮らせるのです

床下エアコン。快適なのは良いが、メンテナンスはどうなのか?

確かに気になりますよね

なので昨日、床下に潜ってみました

掃除機を持って

 

この家は、3年前に完成・引き渡しした物件

見た感じ、綿ボコりが積もってるわけでも無く、エアコンの風が当たって、ホコリが巻き上がるような感じではなかったです

ただ、1時間ほど、お掃除ロボットと仲良くしながら、充電式の小さな掃除機で掃除すると、それなりにホコリが取れました

やはり、3年も経つと、多少なりともホコリは溜まるんですね

確かに床下に入って掃除をするのは少し大変

しかし体感してもらわないと、なかなか説明しようがないのですが、この快適さは、他の暖房設備より

快適

しかも設備が低コスト

なおかつ光熱費も低コスト

このシステムを採用するときは、点検口を多く付けたりと、メンテナンスのしやすさも一緒に考えて提案します

なんでも永久的に【メンテナンスフリー】はあり得ません

メンテナンスの手間は「なるべく楽に」

恩恵は「最大に」

そんな都合のいいことを考えながら、少しでも良い物を提案させてもらいます