住宅補助金
2018.11.30
耐震性能:耐震等級3
断熱性能:Ua値0.3以下
気密性能:C値0.3以下
弊社が建てさせていただく新築住宅の基本性能
基本的に、
耐震性は最高レベル
断熱性は国の基準の3倍弱
なので少しの太陽光パネルさえ載せれば、だいたいの補助金の基準はクリアします
経産省のZEHも
国交省の地域型グリーン化事業もLCCMも
今回は、国交省のグリーン化事業の中の【ゼロ・エネルギー住宅】の補助金を申請することにしました
もともと基本性能が、補助金交付の基準より数倍高いので、追加工事はナシ
お客さん自身が別にかかってしまう費用は”事務手数料”くらい
ひと月ほど前に着工許可は下りていたのですが先日、補助金交付決定の書類が届きました
これで安心、あとはしっかりと造り上げていくだけです(^^♪
そもそもこういった補助金、そろそろ無くなるという話があります
制度ができた当時は、2020年に住宅の省エネ基準が義務化されるということが決まって、それまで断熱性能・耐震性能・劣化対策等、住宅の性能をもっと、引き上げるためにできてきた制度
簡単に言うと『今の住宅は性能的にまだまだだから、性能を上げる費用は国が補助しましょう』みたいな感じ
『2020年には義務化するんだからみんなもうできるようになったでしょ?』ということで、制度が終了
すごく当たり前ですよね
現在は、地球環境の悪化が進行してしまい、温暖化対策も待ったなしの状態
地震や土砂災害など自然災害も頻発している状態
住宅部門も省エネをどんどん進めないといけない状況の中で、当たり前にやらないといけない2020年の省エネ義務化も『延期されるかも』という話も
そんなことになると『新築建てて、引っ越したら家が寒い』みたいな家が、まだまだ出来ていく
耐震性能についても、まだまだ仕様規定という簡易計算・一定基準をクリアすれば、ちゃんとした計算しなくても(正確に言うと提出しなくていいだけなのですが・・・)家が建てられる現状
俯瞰(ふかん)して住宅業界を見ると、『なんだかなぁ~』という感じですが、そんな世の中を嘆いても仕方がない
自分のできることを、地道に・実直に一棟一棟まじめに
それだけですね