スイス漆喰
2018.12.25
今日はクリスマス
現場にはサンタさんは来てくれなかったですが、私にとっては、サンタさんよりありがたい
【左官屋さん】が外壁の【スイス漆喰】を塗りに現場に入ってくれました
この天然100%漆喰は、見た目も美しく、天然素材であるがゆえに物性の経年変化・劣化が非常に少なく、なおかつ静電気が表面で起きないので、汚れも付着しにくい
とってもいい、大好きな素材\(^o^)/
施工例に載せてある【坂道に建つ家】の外壁もこの材料
吹付塗装より金額は少し高いのですが、塗装は、10~15年もすれば、再塗装のメンテナンス費用が発生します
外壁の再塗装には
[足場代]+[古い塗装の洗浄・下地処理代]+[再塗装代]+・・・etc
家1棟塗り替えようと思うと、100万円では、まずおさまりません
もしも、お子さんが小さいときに新築したとすれば、だいたいそのお子様が、大学生になるかならないかぐらいのタイミング
何かと物入りの時期ですよね(^_^;)
天然素材の漆喰系の材料は基本、塗り替えは不要
昔の古い古民家なんかは、”漆喰の白壁が落ちて、土壁丸出し!”みたいな状況を見たことあるかもしれませんが、あれは下地の土壁と漆喰の付着強度がそもそも低く、柳のように揺れて地震力を吸収する昔の構造では、どうしても剥離してしまうのすが、今回は、耐震等級も当然”3”
揺れにくいのもありますが、そもそも下地が軽量モルタル
アルカリ同士で付着力が高く、剥がれ落ちる心配はほとんどありません
先ほど言ったように、最初は少し高いですが、何十年と住み続ける家
10年ごとに100万円以上のメンテナンス費用が掛かるよりは、そのメンテナンスが要らない材料を選択するのって、賢いと思いません?
当然、建築当時に、無制限の予算があるわけではないのですが、
いつ・どこに・どれだけ予算を割り振るか?
日高建築工房の家造りとは
目先のことだけでなく、いろんな角度から、トータルで一番家を建てる人の負担が少なくなるような提案をしていきます