日高建築工房

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高性能住宅向けのお勉強

2019.08.26

台風以降、何となく曇りがちで、すっきりしない天気が続いていましたが、なんだか久しぶりの快晴

少し暑いですが、やはり、スカッと晴れ渡ると気持ちの良いものですね。

今日は、少し足を延ばして大阪に

目的は”より快適な高性能住宅”を造るためのお勉強

瀬愛基準のパッシブハウスを造っている方々から、実例を交えていろいろと話を聞けるチャンス

今日のお題は

『パッシブハウスのための住宅設備を考える』

単純に『断熱材を厚くすればいい』とか、『熱交換換気システムを使えばいい』とは、そんな表面的ではない、本質的な考え方のお勉強

これをちゃんと理解し、各家ごとに立地条件に照らし合わせながら、適材適所で断熱性能や設備機器など選択していかないと”真の高性能住宅”にはならない

そして何より、10年・20年先まで

自分が造っている家は、次の世代にまで受け継いでもらえるような、”長持ちする家”

その永きにわたって、責任を持てるだけの設備機器の選定や施工が重要だと

私も国の省エネ基準を優に超えた”高性能住宅”に取り組み始めてから十数年

断熱性・経済性・耐久性・施工性・耐火性等、いろいろな角度から断熱材を勉強し、選択し、そして採用して、長所短所を確認してきましたが、設備機器(換気や空調・給湯の設備機器。トイレやキッチンなどの住宅設備ではありません)に関しては、まだまだ勉強不足

”広島で建てる高性能住宅”に今回得た知識をどうやって溶け込ませていくか?

少し前までは、一種換気システムの施工も自分で行っていたのですが、換気システム・空調システムの施工方法や施工の注意ポイントなど、専門の人から話を聞いたのは初めて

『なるほど』という所と、『やっぱりそうか!』という所が混在して、すごく勉強になりました

今後は、この気付きや注意点をしっかり施工してくれる職人さんに伝え、より良い”高性能住宅”を造って行かなければ

今から、今日学んだことを振り返り、ゆっくり・しっかり咀嚼(そしゃく)して、早速、次の『山本の家』に取り入れられることを、しっかり取り入れていこうと思います