日高建築工房

ブログ

火事に強い家

2018.07.19

連日 暑い日が続いておりますが、今日はちょっと視点を変えて火事に対する備え

家造りに関して、暑さ・寒さに対する備えは、日々快適に暮らすため、健康に暮らすためには必要な備えです

だからこそ、本物の高気密・高断熱の家を提供しているのですが、

安全に暮らすためにはまた違った角度からの準備が必要です

今回のような土砂災害。他にも地震や火事・防犯などに対する備えなど、

ちゃんと土地を読み取り、構造計算して、燃えない対策など、考慮すべきことは多岐にわたります

広島の建築仲間と共同で6月に出版した本に細かく書いてありますが、その中で書いた内容の一部で火事に対する備え

  

家を燃えにくくする『省令準耐火構造』

ざっくり言うと

・隣の火事をもらわない

・隣の部屋に燃え広がらせない

という基本性能を持たせるやり方

「下地石膏ボードの継ぎ目から天井や壁の中に火を簡単に入らせない」とか、

「壁のなかに入った火を天井裏に簡単に登らせない」とか、いろいろ

多少の手間や、いつもと違う材料を使う必要はありますが、一般的に住宅ローン期間中は火災保険をかける必要があるので、工事にかかった費用を上回るだけの火災保険が割引されます

何より、火事も大切な家族の生命と財産を奪っていく恐ろしい災害

弊社で『省令準耐火構造』を標準仕様として、皆様の生命と財産を守れる家を提供していきます