日高建築工房

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半端なことは出来ない

2020.01.23

先日、岡山に足を延ばし勉強してきた内容は地盤

今回で2回目

前回は地盤の危険性の読み取り方

やはり、安全で長持ちする家を造るには

構造駆体(柱や梁)も基礎コンクリートも、もちろん大切ですが、安全で頑丈な家を支える土地(地盤)もまた大切

学生の時、建築学科でしたが地盤の勉強した記憶も無く・・・(あまり真面目な学生では無かったので、ちゃんと授業が有ったかもしれません)

建築士の試験の時も、地盤を読み取り、解析する様な勉強はした記憶が無く、調査方法の種類くらいしか出てこなかったような

ここ数年、毎年日本のどこかで、地震が有ったり、土砂災害や、川の氾濫が有ったり・・・

安全な建物にするためには、その土地の危険性やリスクをしっかり読み取る知識が無いと、どれだけ頑丈で立派な建物を建てても、自然の前では”無力”なのに・・・

 

今回は地盤調査データの読み取り方と、考え方

何でも同じかと思いますが、データの数字は数字

数字(データ)も大切ですが、数字だけでは読み取り切れない、数字には表れてこない土地の危険性やリスクもたくさんあり、これは学んでいかないと予測・推測することは出来ない

予測・推測できれば”いざ”という時に、対応・対策も打てる

まずは

”知ること”

二十数年間、建築の世界にいると、今までの経験と知識で”それなりに”仕事が”こなせて”しまいます

しかし我々”建築屋”は家族の金銭的負担も、安全・健康・関係性など全てにおいて大きく影響を与えることになる、大切な”家造り”をゆだねられる

半端なことは出来ないのです

本当の”超高性能住宅”を提供するには、

【安全も、デザインも、断熱性も、メンテナンス性も、そして環境も。】すべての分野において学び続け、進化し続ける必要が有る

【自分はまだまだ】

足りてないことを認識することからですね