現場での確認
2020.02.03
【山本9の家】では先日気密検査も終わりこれからはどんどん内部造作工事に入っていきます
気密検査が終わったということは、断熱工事も終わったということ
後からやり直しのきかない断熱工事
だからこそ施工前・施工中の確認が大切になってきます
壁の断熱材の入るスペース
屋根の断熱材の入るスペースの厚みを確認
報告書に付けるためちゃんと写真にも納めておきます
施工中は断熱材の種類によっていろんな確認の仕方が有りますが、要はきっちり隙間なくちゃんと施工されているかが大切
今回の充填断熱はセルロースファイバーなのでチェック方法は
”サーモカメラ”と”触診”
”サーモカメラ”を使うと、だとどんどん断熱材が吹きこまれていく状況や、どこまで充填されているかが確認できます
”触診”では、吹き込まれた断熱材の”張り具合”を確認します
セルロースファイバーはちゃんとした密度でしっかり吹き込まないと将来、断熱材が沈み込んでしまう危険性が有り”パンパン”に吹きこまないといけないのです
それって、触ってみると断熱材の”張り具合”で「ちゃんと吹き込まれているか?吹き込み不足か?」解っちゃうので、職人さんが吹き込んだ後ろをついて、”張り具合”を確認していきます
なんだか、職人さんの仕事を疑っているようで感じ悪く思うかもしれませんが、
ごめんなさい。これも仕事のひとつなので、気を悪くしないでください(^_^;)
【暖かい家】・【地震に強い家】って、計算して、数字で表せます
ただ、実際、現場が計算通りの性能を出すには【施工精度】が一番大切
どれだけすごい設計でも
どれだけすごい材料でも
しっかりとした【施工精度】で職人さんが工事してくれないと、まさに『絵にかいた餅』
私が”いやみったらしく”チェックさせていただいた今回の現場も、ちゃんとしてもらっていました
まずは躯体性能、しっかり出来ました