日高建築工房

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家ができるまで⑩ 気密検査

2020.02.01

今日は空気は冷たいですが、天気が良く、気持ちの良い一日

現在、絶賛工事中の【山本9の家】では、お施主さんと、現在ご検討中のお客さんに立ち会ってもらい、気密検査を行いました

同業者の間でも、気密性能について話すと

『気密性能はどのくらいが良いのか?』

という話になってしまうことが有ります

まあ、いろんな考えがあっていいのですが・・・、

『このくらいが、一番いい塩梅』という人のほとんどは、『このくらいまでしか、気密性能出せない』と言っていることが多いような・・・

まあ、よそ様のことはさておき・・・

今回の【山本9の家】は

C値=0.1

自社の完全設計・施工

【山陽園の家】

【城内の家】

の二物件に続き、またしてもC値=0.1

やはり、自分で設計して、自分で施工すると、より気密性能が出やすいように基本設計方進められるので、良い結果が得られやすい

でも、設計は別で施工をさせて頂いた物件でも、C値は0.2か0.3

そこまで大差ありません

今回は、気密工事としてなるべく大工さんの手間を減らすために

屋根も壁も構造用合板に”防水気密テープ”を張っただけ

ちゃんとやればこれだけで充分です

だってC値0.1が出せるんだから

もちろん、防湿フィルム(気密シート)を省けるかどうかの結露計算などはちゃんと”冬”だけでなく”夏”の状態でも結露しないように、事前に行っていますので、

”壁体内結露”の対しても”安心してください”

【城内の家】で同業者の皆さんに公開して気密検査を行った時とほぼ同じ結果ですが、

今回大きな違いがあります

それは気密工事にかかった手間が半分以下

やはり、大工さんをはじめ、職人さんたちの負担を減らす工夫をするのも、また私の仕事

家の性能をしっかり担保しながら、省ける手間はなるべく省く

その分、手間をかける所はしっかり掛けてもらい、【より良い家】を造ってもらいたい

どちらにしても今日はひとまず、検査結果が良かったので、今回のやり方は間違いではなかったようです

”ひと安心・ひと安心”