日高建築工房

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住宅の安全性・快適性はちゃんと自分の目で確認!

2021.08.21

広島・廿日市でもやっとで夏の長雨・大雨が落ち着き、また元気なセミの鳴き声が聞こえてきている昨日今日

今日は午前中、年一回の健康診断に行ってきました

独りで工務店をやってる以上、健康は大事!

昨年は〈コロナ対策がしっかり取れない〉という理由で苦手な【胃カメラ】での検査がしてもらえず、

なんだかなぁ~と思う反面、良かった~?と安心する自分もいてなんだか変な感じだったのですが、今年はしっかり身体の中まで”ジロジロ”見てもらいました

検査結果

すべての結果が届くのは2週間ほど経ってからですが、ちゃんと自分の今の現状を確認するのは大切

良いも悪いもちゃんと把握して初めて改善策が生まれる

もっともっと健康で楽しく暮らしたいので!!

 

そういえば家の検査も昨日現場にて

気密検査

断熱工事の終わった【宮島口の家】の気密検査

断熱性能をしっかり出すには、ちゃんと断熱材を隙間なく入れること(Ua値に表される)

そして隙間をなくして、隙間からの漏気(隙間風)をなくすこと(C値に表される)

今回の気密検査の結果は

C値:0.1㎠/㎡

隙間総統面積:15㎠

30数坪のお家で、隙間の合計は2.7センチ×5.5センチくらいの大きさ

気密性能

どの世代でも知っている、すごく有名な消しゴムが2.3㌢×5.5㌢=12.6㎠なのでこの消しゴムよりはちょっと大きいぐらい???

家全体で消しゴム一個の隙間

どこまで気密性能が必要か?

いろんなことを言う人がいますが、性能はそりゃ高いに越したことはない

丁寧な職人さんが、丁寧に・断熱気密工事を理解しながら施工すれば、良い数字は出るからです

 

その前日には、新規物件のプランがある程度固まってきたので、詳細見積を提出する打合せを行いました

その時に一緒に、断熱性能の計算結果と、構造計算の結果も添えてお客さんに提出しました

耐震等級3

契約もしてない、まだ見積も出してない物件の構造計算なんかするの?って思われる方のほうが多いかと思います

私も、契約もしてないのに構造計算をして、お客さんに見せる工務店を見たことも聞いたことも有りません(^_^;)

どのタイミングで見せるかはその時々で変わるのですが、私【日高建築工房】ではプランを見せる前に必ず

構造計算をして〈耐震等級3が取れる〉と確認してから

温熱計算をして〈Ua値が0.3以下、あと月々の光熱費〉を確認してからプランを提出します

プランが変わればもちろん構造計算も温熱計算も、またやり直しします

何度でも

でも家ってそれくらい、それぞれの家族にとって重要で、大きな買い物です

どこかの偉い方の言葉じゃないですが、【住む人の安全・安心を守る責任】は私にはあります

お客さんに構造計算の中身を読み解いてもらう必要はないかもしれませんが、ちゃんと【安心・安全・快適】の根拠はお手元に届けるべきだと思ってます

耐震等級3

断熱性能Ua値0.3以下

気密性能C値0.3以下

『性能をちゃんとします』という限りは、ちゃんといつでもお見せできる状態で家造りを進めています