日高建築工房

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おすすめの お得な部屋干しの仕方

2019.06.29

皆さん、洗濯モノ、どうしてます?

部屋干しするしかないこの季節、[浴室乾燥機]を使うよりも、もっとお得でおすすめの方法が有るんです

 

今日は電気代がお得になる部屋干しの仕方・洗濯物の干し方をお伝えします

 

梅雨まっただ中のこの季節、問題になるのが洗濯物部屋干しの【生乾き臭】

工務店がおすすめする部屋干し

あの臭いが好きな方は少ないですよね

 

今は芳香剤や除菌剤入りの洗濯洗剤がいろいろあり、昔ほどではありませんが、

それでも下手するとあのイヤな【生乾き臭】が・・・

皆さんどうされてます?

『晴れの日まで選択せずにひたすら待つ』なんて出来ないですよね(^_^;)

 

そんな中、ここ数年、家を建てた方、お風呂をリフォームした方は付けている方も多いかと思います

ユニットバスにオプションで付けられる

【浴室暖房乾燥機】

類にもれず、高気密高断熱で建てた自邸も数年前に建てた家のお風呂にも、ちゃんと取り付けてしまってます

ちょっと奮発して、200Vの少し良いやつを(^_^;)

『冬は寒けりゃ暖房も使えるし、風呂や洗濯物も乾燥できるし』みたいな・・・

工務店がおすすめする部屋干しの方法

だだ、結論から言うと、

浴室乾燥機は”電気代が高い”から使わなお方が良い

特にちゃんとした”高性能な高気密高断熱の家”

を造れば、浴室暖房乾燥機は全く必要ありません

 

そもそも高気密高断熱の家は”冬、家中どこにいても寒くない”

ちゃんとした高気密高断熱に家は、全熱交換換気システムなどの計画換気がしっかり機能し、

風呂のドアを開けていれば、濡れた床も翌日にはちゃんと”乾いてます”

何より、気付いてないかもしれませんが、

浴室暖房乾燥機は電気代がめちゃくちゃ高いです

知ってました!?

『部屋干しするならしょうがないんじゃない?』と思われる方、ちょっと待ってください

あんまり考えたこと無いかもしれませんが・・・

ちょっと浴室乾燥機を細かくひも解いてみると・・・

高気密高断熱の家には不要の浴室乾燥機

自邸についている200V仕様の浴室暖房機、消費電力は1980w(=1.98kw)

浴室乾燥機の電気代調査

だいたい洗濯物を乾かすのに4~5時間タイマーを掛ける(情報元は奥さん)らしい

中国電力の電気代おおよそ1kwh≒27円

ということで、1回の洗濯物を乾かすのにかかる電気代は

1.98kw☓5h☓27円≒267円

『250円ちょっとか~。生乾き臭イヤだし、しょうがないか~』

っと思った方、ちょっと待った!

だいたい、育ち盛りの子供のいる家庭では、毎日洗濯しません???

毎日したら250円☓30日=7,500円

ひと月7,500円ですよ!

結構、電気代かかっていると思いません?

部屋干しの生乾き臭を防ぐための必要経費?にしては高すぎます

だってほかに”策”は有るのですから

ほとんどの家庭が、電気代は銀行口座から直接引き落とし

しかも、最近は、WEBで電力会社に自分から直接アクセスしないと、自分の電気代が分からないようになっているので、家計簿をつけている家庭でないと、電気代がどれだけ掛かっているのかも判っていない人のほうが多いのでは?

 

じゃぁ、【どうすればいいのか???】ということですが、

うちではこうしてます⇩⇩⇩

部屋干しのアイテム

【 除湿器プラス扇風機】

本当に、ジメジメした梅雨時期でもこれで充分!

夜干せば、朝には乾いています

 

じゃぁ、”浴室乾燥機”と同じように、

これで電気代いくらかかるのかの?

 

除湿器の消費電力395w

部屋干しのアイテム

扇風機の消費電力20w

部屋干しのアイテム

除湿器と扇風機を合わせても

395w+20w=415w=0.415kw

0.415kw×8h☓27円≒90円

90円☓30日=2,700円

7,500円と2,700円

ひと月の差額4,800円

ご家庭によっては、

 ・花粉

 ・黄砂

 ・梅雨

 ・夏の夕立

 ・そもそも共働きなのでなかなか外には干せない etc

なかなか外に洗濯物を干せない時期のほうが多いのではないでしょうか?

そうなると、少なくとも5~6ヶ月は部屋干し

”浴室乾燥機”を使うのか?

”扇風機+除湿器”を使うのか?

その差はざっと

4,800円×6ヶ月=28,800円

年間3万円近く余計に電気代を払うことになってしまいます

冬はそもそも世の中が乾燥気味ですし、換気計画がしっかりした高気密高断熱の家であれば、あえて室内干しをして、家の加湿器代わりになります

少しの知恵と工夫で家計の支出は抑えられるのです

 

これから家造りをお考えの方は

住宅ローンも電気代などの光熱費も、住宅のメンテナンス費用もすべて

”同じ家計のお財布”の中から支払わなくてはいけません

支払先が違うだけ

”本物の高性能な家”は光熱費とメンテナンス費用を抑えることも考慮した、実は”お得で快適な家”なのです

目先の建築費だけでなく、永い人生、月々の光熱費やメンテナンス費用などを考え、トータルで費用を抑え、快適に暮らす

大切なお金を”いつ・どこで・何に使うのか?”

高性能な高気密高断熱の家に”投資”すれば、快適な日々の生活と、少ない光熱費という恩恵が受けられ、エネルギーを少ししか使わないので、未来の子供たちにステキな地球環境が残せるかもしれない

建築費を抑えれば、月々のローンの支払いは少なくできますが、その対価として【暑い・寒い 】はガマン、それが嫌なら高い光熱費を支払わなければいけない

考え方はいろいろあっていいのですが、高気密高断熱も一つの選択肢として、一生涯トータルで、”どうするのが一番お得か?”

そんな視点をもって家造りを進めると、ステキな家と巡り合えるかと思います

ステキな家造りを(^^♪

ちなみに・・・

【家中の除湿の仕方】を書いた記事はこちら