日高建築工房

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家ができるまで⑥ シロアリ対策

2019.12.24

木部のホウ酸防蟻処理

土台を敷く前にも土台や床下地合板、基礎の内側はホウ酸処理したのですが、上棟した後に取り付けた木材や、床下を再びホウ酸による防腐・防蟻処理

間柱とか、筋交いとか

これから取り付ける断熱材受けの木材とか

耐震用に取り付けた耐力面材とか

 

基礎の外断熱をするに当たり、シロアリ対策として、これまでにも、いろいろと対策を打っています

 

①基礎下の防蟻・防湿シート

(この工程に関しては費用対効果がちょっと・・・?なので、次からは見直そうかと考え中)

②ホウ酸が練り込んである防蟻タイプの基礎断熱材を使用し、その接続部分にもホウ酸入りの接着用コーキング

③その断熱材の上のアリ返しの金属笠木

④そしてコンクリートの打ち継ぎの隙間を造らないように、コンクリート一体打ち

⑤給排水配管まわりの内外を防蟻コーキング

⑥これでもかというぐらい、シロアリが入ってこられないように、いろいろと”対策”を打っているのですが、最後の仕上げとして

木部のホウ酸処理

 

私は高気密・高断熱を造り始めてからは、シロアリ対策としての木材に施す防蟻処理は【ホウ酸処理】を選択しています

一般的に木造住宅に施されている防蟻処理は【合成殺虫剤】を使っています

「おばあちゃんの和タンス」によく入っていた防虫剤もその一種

気付いたら中身がなくなっていましたよね

つまり【揮発】するのです

床下や木部に散布した【合成殺虫剤】

高気密・高断熱だと入居してすぐは、かなりの濃度の【合成殺虫剤】を吸い込んでしまうことになると思います

家造りをさせて頂くお客様は子育て世代のお客様が多く、

子供はハイハイしたり、背丈が小さかったり

高気密高断熱で無垢材を使っているので、床も暖かく気持ち良いのに、床下から殺虫剤が〈もわぁ~〉って上がってきたら嫌ですよね?

それも、床下に、より鼻や口が近い子供たちの方が、大人より【合成殺虫剤】吸い込んでしまう可能性が高い

未来ある子供たちにこそ、より快適より健康的に暮らしてほしいのに...

 

その点、ホウ酸は天然鉱物のホウ酸塩の一種で、海水や温泉そして目薬なんかにも入ってます

天然鉱物のホウ酸は、透明無臭で空気中に揮発もしません

なので、効果は水(雨)分で流れ出ない限りずっと効果を発揮し続けますので、大切なおうちを守り続けます

【合成殺虫剤】は【揮発】するので、5年ごとに再処理が必要

つまり5年たつと、シロアリに対抗する成分は無くなってしまいす

5年ごとにお金もかかるし、何より壁の中の柱や土台に薬剤散布は【ちゃんと】はできない

そんな・こんな な理由で、私はシロアリ対策の最終処理は【ホウ酸処理】をしています

 

昔の家と違って、今の家は、柱や梁が見えておらず、シロアリ侵入の発見も遅れてしまいます

発見できた時にはかなりの被害が進行してしまっていることが多いと思います

見えないところも、永くいい状態を保つ

真剣に選ばなければいけないのは、目に見える、フローリングクロスの色だけではない

目に見えなくなってしまうところに、どれだけ真剣に材料を選択し手間暇をかけるか?

耐震性であったり、断熱性であったり、可変性であったり

永く快適に住み続けることのできる”秘訣”です